ヤクザ×極道娘




瑠衣くんはキレてないみたいだから安心し、あたしは聞いた。


「有名だって言ったろ?それに俺もそれなりに繋がりあっから知ってるからな」



"ヤクザの息子だからな"



そんな言葉が隠れてるようだ。


「…それで、香山梨花を探してる目的は?」


「忠告だよ」



…─忠告?



「どういう…」



─キーンコーンカーンコーン…



あたしの問いはチャイムに遮られた。


「じゃあな」


手を振って、歩いて行く瑠衣くん。



あたしたちも教室へ向かった。