「あらー♪梨花ちゃん!遅かったわね」 梨花ちゃん? 玄関のソファに座り、あたしを待っていたのは母さん。 梨花ちゃんって何よ… 「ありがとうね、瑠衣くん」 母さんに瑠衣と呼ばれた、あたしの前を歩いてた男は、母さんに軽く頭を下げ、左の部屋に入って行った。 男が部屋に入ったのを確認すると、母さんはあたしと目を合わせた。 「梨花、これから私の話に辻褄を合わせてほしいの」 「へ!?」