「美味し~♪」 「甘いの嫌いなのに、クレープ好きとか変わってんな」 「甘いの嫌いってか生クリーム苦手なだけ。このクレープみたいに、ちょっとだけならいいけどね♪」 「美味いのに…」 頬に生クリームを付けて、言う友輔。 「付いてるし」 あたしは指で友輔の頬の生クリームを掬った。 「梨花も」 友輔が手を伸ばし、あたしの唇の横を指で触った。 顔が熱くなる。 あたしと友輔は見つめ合った。 友輔の顔が近付いて来て、あたしは目を瞑った。