先生と別れて、階段を上ってる時、


「何かさっき嬉しそうだったね。」


里美に突然言われる。



「・・・え?」

「渡部先生に声掛けられた時。」

「そ、、そう?」

「うんっ。」


里美は笑って、一番最後の階段をジャンプするように上った。


私は最後の階段を上り、


「あ、、あのさ、、。」

「ん~?」

「ううん・・。ごめん、何もない。」


里美に聞きたい事が、、、聞けなかった。









 ね。

 里美のお姉さんは、
 いつから先生の事が好きだったの?

 どーやって付き合ったの?

 どーして別れたの・・・?