「「 ハイッ!!」」


元気に返事をしてくれた彼女達に、


「情報処理好き?
 私、大好きだったんだよね~」


と、世間話の延長で話した時、


「はぃ!
 あの、、、担当の先生が面白いんですよー。 渡部先生といって、男の先生なんですけどー!!」


懐かしい名前を耳にする―。



「・・・待って?
 ・・・渡部って、、渡部・・隼人?」

「はい! そうです!
 ・・・えッ? なんで知ってるんですかぁー?!」

「お、恩師なの。 私の。 ・・・本当に?」


私は、動揺を隠しつつ仕事を続けた―。