ね、先生。

神田先生は自分へのお土産を、私はミネラルウォーターを買って、売店の隣にあったベンチへと座った。



「・・・葵。 最近はどう?」

「・・・うーん・・。」

「・・・まっ。
 表情、見てれば分かるけどね、、。」


神田先生はそう言って、私に優しく微笑みかける。



「・・・人を好きになるってね、すっごい体力使うでしょ?
 でもね、女は恋愛をすればするほどキレイになるの。 だから、今の葵は素敵よ。・・・自信持って?」

「・・・自信?」

「そう、自信。 過剰はあまりよくないけどねっ。」

「・・・先生、私・・。」


神田先生の言葉に、思わず今までの事を全て話してしまおうかと思った私を、


「しっ。
 ・・・正直。今の、・・・葵の恋が、この先どうなるか私には分からないけど、今の葵は、絶対に輝いてると思う。 一生懸命に、キラキラと。

 それにオトコはね~、あのオトコだけじゃないんだからねッ。」


神田先生は私を止めた。




「じゃ、そろそろ部屋に戻りましょうかっ。」

「・・・はい。」



神田先生は、

全部、理解してくれてるような気がした。

私のことを。 誰よりも・・・ 一番。