ね、先生。

翌朝。


  ・・・pipipi・・


「・・・んー。36.8度。」

「が・・っこう、行ってもいい?」

「うーんっ・・・。 でも、部活はやめておきなさいよ、今日は。
 そして、辛くなったら、すぐに保健室に行くのよ?」

「うん。 分かった。 ゴホゴホ・・。」


私は、まだ少し重い体を起こした。

そして、

少しの朝食を摂り、薬を飲んでから、家を出る。



学校に着いて、
下駄箱で、私は後ろから声を掛けられる。


「おはようっ!」

「・・沢田くん。おはよ・・ゴホッ、、。」

「ん? 風邪?!」

「う、うん、、。 ゴホゴホッ。」


声を掛けてきたのは、沢田くんだった。


「なんか・・顔赤いけど、、大丈夫?」


不安げな顔で、私の顔を覗き込む沢田くんに


「う、うん。 大丈夫。」


返事をしてると、また後ろから声がした。


「・・・葵?!」


ゆっくりと振り向くと、


「もう、大丈夫なのかっ?!」


愛しいその人は不安げな顔で、私に近付いてくる。




「おはようございま・・」


笑顔で挨拶をしようとした時、私の視界は真っ黒な闇に包まれた―。