沙織は我慢強い子。 沙織は優しい子。 あの日…手首を切った日に…私は一度死んでいる。 私の中に宿った魂……マー君の子供が身代わりとなって…私はまた生かされた。 左手首が私に与えてくれた物……それは確かな強さ……我慢は時として罪にもなると知った。 私は本当の強さを手に入れた……。 それは、我慢すると言ったちっぽけな強さではなく、堂々と確固たる強さ……物事に逃げない、向かう………そして……憎き人も許す事の出来る強さ………。