「愛子ちゃんて…初めて?」


優しく微笑みながらファスナーに視線を落とす水梨くん。


全開にされたパーカーから
ビキニが露になった。


「っ………」


恥ずかしくて恐くて…


逃げたいのにこんな時、
どうすれば良いのかわからなくて…


そんな私に

「あれ?抵抗しないの?」


水梨くんは、首をかしげる。


「抵抗しないとマジでやるよ?」


水梨くんは私の頬を触った。


「や…」


やっと出た声に
思わず泣きそうになる私。


だけど水梨くんはお構い無しに
ゆっくり顔を近付ける。


「怖がらなくていいよ…」



水梨くんの髪が私の顔にかかり
思わずきゅっと目を閉じた。