「だったらいいけど。変な男に掴まんじゃねぇぞ」


「うん」


「じゃ、俺は帰るわ」






ナツはテレビの電源を切って立ち上がった。



そして、机に置いていた携帯と財布とタバコをポケットに入れて玄関へと向かった。



あたしはナツを見送ったあと、軽くメイクを直して、着替えてから先生のところへ向かった。