先生から電話がかかってきて呼び出されるたび、必要とされているみたいで嬉しかった。



だからあたしは自然と先生に恋をしたんだ。




「はい。ずっと先生が好きだったの」


「ああ、俺もお前が好きだ」





あたしのほほから次々と涙が流れてくる。