さすがにこれは嘘で誤魔化せないな。



まあ、仕方ない。



俺は全ての責任をひとりで取ろうとした。



それなのに、汐莉はペラペラと自分にも責任があると言い出した。



おまけに俺のことまで庇おうとするし。