もしあたしと先生が付き合っていたのなら、自然消滅という言葉がピッタリだ。



あれからずっと先生からの電話はない。



学校であっても先生は目も合わせてくれなくなった。



あたしはその寂しさをサキモトに埋めてもらおうとしていた。



埋められないってわかっていても、埋めようとしていた。