《完》オフィスでとびきりの夜を

「あくまでも姉弟レーベル
だから、企画はこれからも
この部署でやってくわ。

いずれボーイズが軌道に
のったらチーム分けしても
いいけど、最初は全員で
取り組みたいと思ってる。

今までみんなレディース
しか扱ったことないし、
勉強にもなるでしょ?」



「そうですね。

いい経験になるし、
やってみたいです!」



口々にあがる意欲的な声。



課長はウンウンと首を縦に
振って満足そうだった。



そしてその満足そうな顔の
まま――自信満々の作戦を
発表するように、続けて
こう言った。



「あと、今回は特別に
商品企画だけじゃなくて、
ちょっと広報の方まで
突っ込んじゃおうかって
思ってるの。

私にいい思いつきが
あって、上にももう話を
通してあるのよ」