《完》オフィスでとびきりの夜を

瑞樹は言われた意味が
わかってないはずはない
だろうけど、爽やかに
笑い返して、



「え、そうなんですか?

ありがとうございます」



「プッ。――別にほめた
つもりはないんだけど。

まぁいいわ。

それじゃ自己紹介、よろしく」



笑いまじりに促されて、
瑞樹は自己紹介を始めた。



名前、歳、入社してから
やってきた仕事なんかを
話して、最後に自己アピール。



「えーと、とにかくオレの
モットーは
“何でも楽しんでやる”なんで。

仕事も楽しく、冒険心を
持ってやっていこうと
日々思ってます。

以上!」



キッパリと言い切ると
瑞樹はストンと再び椅子に
座った。