心も体も、もうどうしよう
もないくらい瑞樹を求めてる。


もっと近づきたくて、
触れたくて――その想いが
あふれて止まらない、
そんな感じ。



「莉央……好きだよ。

今までも、これからも……」



あたしの胸に唇を寄せ
ながら囁く声が、魔力でも
持ってるみたいにまた
あたしの体を熱くした。


同時に敏感な所を刺激
されて、押さえようと
してもノドの奥から声がもれる。



「――いいな、その声。

やっぱすごくかわいい。

なんかオレ、今日は押さえ
きかないかも」



「やぁ……っ。瑞、樹――…!」



そんなふうに触れたら、
あたしもあっという間に
おかしくなっちゃうよ。