《完》オフィスでとびきりの夜を

カッとなってわめくと、圭輔は

『おー、すぐにキャン
キャン言うのは昔と一緒だな』

なんて言ってカラカラと笑う。



ちょうどその時オーダーを
聞きにバーテンダーが
やって来て話が途切れ……

再びバーテンダーが去った
後には、もうわめくのも
バカらしくなってた。



あたしは肩を落として
ハァッと大きく息をつくと、



「……もういいわ。

ホントに、圭輔のおごり
だからね!?」



「ハイハイ、わかってるって」



それからすぐに頼んだ
ワインや料理が出てきて、
あたし達は乾杯する。



夕食がまだだった圭輔は
バクバクご飯を食べながら
お酒を飲んで、あたしも
時々つまみつつカクテルを
何回かおかわりした。