《完》オフィスでとびきりの夜を

「…………もぉ。

ホント、全く性格変わって
ないんだから……!」



あたしは観念して携帯を
ベッドに放り投げた。



手早く身支度を整えて
ジャケットを着ると、再び
バッグと携帯をつかむ。



最寄り駅から電車に乗り、
45分程で圭輔のスタジオが
ある駅前に着いた。


そこで初めて圭輔に
こっちから電話すると、



『お、早いなー。

ちょっとだけ待ってて。
5分くらいで迎えに行く』



「はぁっ。わかったよ」



それから駅でしばらく
待ってるとホントに5分で
圭輔が迎えに来て、案内
されて近くのバーに入って。



隣り合わせの椅子に落ち
着くと、あたしはさすがに
ちょっと文句を言った。