不思議な話

「依頼したらいくらかって300万円で1度、払って頂いたら後からなんぼか出してとは言わない。

高いかしら。


藍さんが付けてる時計と指輪ぐらいでそれ位の価値かな。

藍さんを少し調べさして頂きました。

下積み時代が5年間あり映画やドラマではなくてはならない存在になってる31歳。

父親、広告業界の部長で母親は、専業主婦の1人娘の子として産まれました。

真由美さんってプロデューサーの恋人でいつも良い役を頂いてる23歳。

プロデューサーの恋人だと言う事は、知らなかったでしょうね。

それにより殺意を覚えたのでは。

真由美さんが生きてたら藍さんは、1つも良い役は貰えないし女優として芸能界で生きれないわ。

それは保証するわ。

こんな奴が女優生命が無理だと言われるほどじゃないわって思ってるのでは。」

藍を真っ直ぐな瞳で見つめてる。

まるで、藍の心を覗きこんでるように。

「いいわ。

依頼するわ。」

藍と女は向き合って座ってる。

時計と指輪を女に渡した。