「あの、有名な藍さんですよね。

テレビでよく拝見してます。

こちらの店によくくるんですか?」

「えぇ。」

藍は、愛想のない声で女を見ずに返事をした。

「真由美さんって知ってますよね。

殺したいって思いませんか?

真由美さんは、たいして能力がないのに藍さんより劣ってるのに良い役を貰ってるのに殺意を覚えてるのでは?

藍さんが殺害を依頼したら私は、殺します。

殺害をしたと誰にも気付かれず心臓が止まって死にます。

なので藍さんは、今まで以上に女優として活躍出来ると思ます。」

なに、ふざけた事を言ってるのこの女。

なんで藍が真由美に殺したいって思うぐらいの気持ちなの知ってるの?

「聞いていいかしら。」

質問して間にマスターが全体がブルーに底が白くなってるカクテルを女の前に置いた。

「ブルーサワーマリンです。」

と言ってその場から去った。