寿樹side



そうだった。歩美にはきちんと言葉にして伝えないと・・。




歩美の耳元に自分の口元を近づけて


「歩美の笑顔は可愛すぎだから他のやつに見せたくない」


たぶんここが俺の部屋だったらキスしてるな。



歩美をこんな顔にさせるのも、キスできるのも彼氏である俺の特権。








「同じクラスだといいな」



「うんっ」







俺たちの高校生活が始まる。