息を荒立てて来たのは優樹菜。

カバンもおかずにズカズカと直接あたしの席へ走ってくる。



その表情は強ばっていて。


「お…は」

「おはじゃないっ!!」


来たなりすぐ怒鳴られる。

ええ!!あたしなんかしたっけ!?学校休んだから?風邪だったし。

「これ見た?」


バッとあたしの前にケータイを差し出してきた。