光樹が学校に行ってるときにベッドに入ってずーっと考えてた。


なんかモヤモヤする。
どうして…あんな迷わずに顔を近づけてくるんだろう?


「……はぁー」

ため息をついたとたんに飴色のドアが開く。

「なにがはぁーなの?」

あたしのお姉ちゃん。悠里お姉ちゃんが部屋に入ってきた。


「あ…聞こえてた?」