さっきと違う悲しそうで、遠慮がちに電話越しで言った言葉。

酷くあたしに突き刺さった。




勝手に自分の部屋へと足が進み、ベッドの上にケータイを投げつけた。

だんだん視界が歪み、目の前のベッドさえも見えなくなる。


「嘘…でしょ…?」

自分の言葉にまた涙があふれでてきた。