絶対言えないよ。申し訳ないもん。 『美緒…かなり言いづらいんだけど…』 電話越しから聞こえる沙希の声は震えていて。 あたしはベッドの上に座り、次の言葉を待った。 でも… 『あっ、彼来ちゃったから…。今日デートで…。また電話するね』 焦ってる沙希にあたしは「うん」と返事をして切った。