あたしは力なくその場に座り込んだ。
視界に移るのはフローリングの茶色い床。
そのうえに透明な雫がぽたりと1滴落ちた。
そしてまた何粒も何粒も。
「あたしって…こんな泣き虫だったっけ?」
そんなはずないもん。あたしはしょっちゅう泣くような女の子じゃなかったはずなのに。
光樹に恋してから。
切なくなって、不安になって。
嬉しくなって。
幸せで。
夢だとは思いたくなくて。
光樹のせいだよ…。
光樹があたしをこんなに泣き虫にしたんだよ。
「…責任…とってよぉ……」
消えちゃいそうな声でそういうと…
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