「西川?」 四角いテーブルを挟んで向かい側に座っていた蓮くんがあたしに声をかけてくれた。 恐らくあたしの瞳には涙がたまっているからだと思う。 「眠くてあくびしたんだっ」 適当な嘘をついてあたしは人差し指で涙をぬぐった。 あたしは正直言って嫌だ。 もちろん光樹と唯花が一緒にいることを考えるのもかなり嫌だけど。 それともうひとつ。