いつのまにかあたりは暗くなっていて、窓からはお向かいの家の光が見える。 でも今のあたしにそんなこと考えてる暇なんてなかった。 だって光樹があたしをベッドに倒して馬乗りになってるんだもん。 あたしが見るマンガによくこういう場面がある。 「光樹、避けて」