低い声があたしの頭の上がら降ってくる。 …と。同時に絆創膏がピッと剥がされた。 「ちょっ!光樹!!」 あたしは思いっきりジャンプして光樹の手にある絆創膏を奪い返そうと必死。 でもむなしくあたしの手は宙を舞う。 ひらひらと光樹の指先で踊っている絆創膏をただじーっと睨んだ。 「あっ。そうだっ。新しいの使えばいいんだっ」 薬箱を引っ張り出して、また絆創膏をつける。 「っんだよ。見られてもいーじゃん」 絆創膏を貼ってるあたしを横目で睨んできた。