「あ~。なんで起きてこないかなー」



そわそわしてあたしは時計と扉を交互に見た。




ーー…10分後


「だーっっ!!来ない!!!」


思いっきり席をたち、あたしは階段をずんずん登る。


そして光樹の部屋の前でぴたりと止まる足。