微かに触れる小指を意識してるのは多分あたしだけ。 この距離…きついな。 もっと近づきたい… 「あっ光樹!部活は?」 練習着を着てるのを忘れていてあたしは光樹に話しかけた。 「んー」と目を泳がせ「サボり」と笑った。 ………嘘…だ。 あの光樹が休むわけないじゃん。 サボるわけじゃないじゃん。 部活は一回も休んだことなくて休みの日もたまに学校に来て練習するくせに。