「……まじ!?
いつ告白するの?」

華耶が驚いた様子でそう尋ねて来る。
それもそうか。
今日好きだと明かしたばかりなのに告白するだなんて聞けば、誰だって驚くだろう。


「放課後」


「そっかぁ……頑張って!」


華耶は目をキラキラさせながらそう言ってくれた。


やっぱり応援されると嬉しい。
それにそう言ってもらえると、何だか成功する様な気がしてきた。


告白、何て言おう。
どんな台詞ならグッとくるのだろう……。


ふと、あたしは目の前で鮭の入ったおにぎりを頬張る華耶を眺める。