ただ・・・ほんの少しでいいからあたしの背中を押してほしかった。 「はぁ・・・。」 さっきからため息ばっかりつくあたし。 早退したい気分だった。 頭も痛いし・・・帰ろう。 席を立とうとした。 「おい!高瀬いるか?」