足音がいくつかする中で、その中の一つの足音があたしのところで止まった。 「李亜・・・おはよう。」 「マリ・・・・・・はよ。」 マリはあたしの様子がおかしいことに気付いていた。 「李亜・・・元気ないね。どうしたの?」