私…声にでてるんだ…。 「お前、自分で気づいてねーの?」 「…笑わないでよ!」 私は思いっきり涼を にらんでやった。 でも…背が低い私は 悔しいけど見上げないと いけない…。 「…お前」 「な、なによ…?」 「そんな顔してると襲うぞ?」 「そんな顔って…!」 反論しようと顔をあげたら… 「………っ!」 またされた…。 3回目じゃん! 「お前、無防備すぎ。」 と、言うと 涼は空き教室を出ていった。