小悪魔メイドはエリート社長様専用

雄二と駅前で待ち合わせ。


雄二の運転する車で淡いクリーム色の外壁が目印のマンションに入った。


「撮影ってマンションの一室でするの?」


「……ああ~」


雄二は待ち合わせの時から…言葉数が少なかった。


「なあ~美古…もう出演料は貰ってるから…どんな仕事だって知っても逃げんなよ~」


マンションのエントランスで雄二はそう告げた。


「どんな仕事って??」


「AVの仕事だ…」


「!!!?ち、ちょっと待って…映画の仕事って…AV??」