俺はテレビ電話で叔母に美古を紹介。


「歳は今年で19歳になります…」


『麻古さんには似てないわね…』


元カノの麻古のコトは言わないで欲しい……
俺の胸元にタラリと汗が流れる。


『……でも…マー君の選んだ人だし……反対は出来ないわ~』


美古は俺の顔を見てクスッと笑う。
叔母が呼ぶ『マー君』に反応したんだろう~


『マー君』は止めてくれと懇願しているが全く聞く耳を持たない。


『向こうのご両親にも挨拶済ませてるのよね~』


「はい…」


『じゃあ~……』


俺と美古は叔母の口元に注目。