小悪魔メイドはエリート社長様専用

「あなたは一体どういうおつもりですか??」


栗原はあからさまに俺に怒りを俺にぶつけて来た。
沈着冷静な栗原が感情的になるのは初めてのコト。


感情を抑えられないほど…キレていた。


「……美古ちゃんと結婚するつもりですか??」


「ええ~ッ!?マジですか!!?透真社長」
隣に座る澪生は慌てだした。


「……別に…」



「……恋は盲目と言いますが…正に今のあなたはその通り…冷静な判断力が鈍ってます。
歳の差…学歴の差…世間の納得出来る…要素は一つもない。寧ろ…会社のイメージダウンにも成りかねない」




「……」
会社まで引き合い出されて…俺は何も言えない。