叔母も浦川さんを俺の相手として一番相応しいと考えているようだ。


同じ東大卒…エリート…
おまけに細身の美女。


でも…俺はこの見合いには乗る気ではない。


迎賓館の前に到着。
俺は車から降りた。


「透真社長!!」
大手を振って先に来ていた澪生が近寄って来る。


「澪生…もう少し…場所を考えて…呼べ!」


「すいません!!知らない人ばかりで…心細くて…><;」


「……」


「社長…また…お迎えに上がります…」
栗原は一礼して運転席に乗り込んだ。