*イケるかも*







『ねぇ、君。俺と付き合わない^^?』




今までもずっとこうやって、

俺の悩殺的な笑顔で色んな女を

騙し続けてきた。





・・・・・・・だがっっ!




「は!?意味分かんないんですけど。
  気持ち悪い。」



こんなこと言われるなんて...






_数時間前_



「はぁーい。撮影終了。お疲れさまでしたー。」





スタッフさんの掛け声と同時に

例のあの子へ、駆け寄った。


まずは、【ちょいっと仲良くなっちゃうぜ作戦☆彡】

実行♪




「ねーねー。美月さん?」


「あ。中里悠大さん...ですよね^^///?」


・・・・お?この反応は...

イケるかも。



「うん♪あのさ。せっかくドラマで共演できたんだし、
友達になろうよ♪七夏って呼んでいい?^^」

「はぃ///モチロンです。七夏って呼んでください。」

「やったー♪じゃっ、俺のことも悠大って呼んで?^^
後、敬語禁止っ!」

「はぃ。…じゃなくて...うん。」





「じゃぁ出演者の皆さんは楽屋に戻ってくださーい。」


「あっ。じゃぁまた後でね。^^」

「うん///」


効いたか。俺の笑顔...さすが俺様♪

あの顔は絶対俺に惚れたな。