確かに、あの頃の私、たくさん傷ついたし、いっぱい泣いた。

今思い出しても、辛いよ。



でも――。

だからこそ、2人には幸せになって欲しいの。


私の好きだった人が選んだのが、私の一番の親友なんだから……。


あの頃からずっと、本気で応援してるよ。



それに……。



「私、今――――好きな人……いるの」




『え?』


初めて、誰かに打ち明ける。