資料室での危険な恋

俺…どうたんだ…


こんなに楽しい気分になったのは久しぶりだ


しかも生徒とあんなやり取りを下のだって久しぶりだ


だが…


坂本は苦にはならない


そんな気がした


だから俺はそれから坂本に実験を見せたくて
毎日グラウンドに向かった



たまに廊下ですれ違う俺に坂本は気付かない
だけど俺はしっかり気付いているんだ


坂本の顔色が日に日に明るくなっていっていることを


俺はそれがなんだかとてもうれしかった