「「ジウ、ジウ、ケーキだよ、チョコケーキ」」 両腕に双子をぶら下げて、ジウさんが部屋に入ってきた。 「ジウさん、いらっしゃい。 今日は、ほんとゴメンなさい。 でも、来てくれて嬉しい」 「ウ~ン、マキ、イイニオイ。 オレ、マキガイルトコナラ、ドコデモイイヨ」 にっこり笑ったジウさんを見て、ウルッときたあたし。 嗚呼、やっぱり好きだなぁ