栗鼠は数匹ほど登場した。 珍しいことだった。 普段は、出てきても一匹ぐらい。 栗鼠たちは、あたしに背を向けて森の方へ向かっていく。 ―――バサッバサッ・・・ 鳥が、四羽。 真っ白な鳥。 鳥たちも、またあたしに背を向けて森へ入って行った。