その涙も俺のもの

美優は顔を真っ赤にさせる。


予想通りの反応。



「…~っ///いっ、いお君なら襲われたっていーもん!」



…予想外の反応。



そこまで言うと、ほんまに襲うで?


俺は少し美優に近寄ってみた。


等間隔の距離、俺の傍を離れる。



「ふふっ…冗談やし」


「いお君のバカ!出てって!!」



枕をボスンと投げつけられた。