その涙も俺のもの

俺の頭に衝撃が走る―…


『今日何日?』


『それだけ?』


『なんでもない』


『離れるのが寂しい…』



俺ってマジで最低…

そういうことやったんか。


美優の泣き顔を思い出して、思わず家を飛び出した。



あっという間に美優の家に着く、玄関のチャイムを押すとおばさんが出てきて中に入れてくれる。



コンコン...