「由里?お前死ぬ気なんてないだろ?」
「へ?」
「右手…」
「あ…」
リストバンドはめてる右手を握る
「リスカするやつは
死ねないって知っててするんだろ?それに、さっきも海入って行く時、止めても抵抗しなかったしな。」
「なんで止めたの?」
「あ、俺さ前から由里みてた。いつも海みてるから気になって…」
「張り込み?」
「そう!って違う。馬鹿!」
くだらない話した。
それから冬馬と連絡先交換して
家まで送って貰った。
「なんかあったら何時でも連絡しろよ?スーパーマンですから」
「はいはい」
そう言って冬馬と別れた。
