「喧嘩大丈夫か?親じゃなくて さっきのアパートの…」 「大丈夫だよ。久しぶりにあんな喧嘩したから泣いただけ。」 「ならいいけど…」 「帰ろ?」 「だな。」 数十分くらいしかいなかった。 だけどものすごく長く感じた。 「なんかあったら連絡しろよ?」 「ありがとう」 そんな会話しているありがとう間に家に着いた。 「じゃ」 「おう。」 冬馬の後ろ姿が見えなくなるまで手を振り見送る。