ひまわり


「お前ってたち悪いよな!」

「はあ?いまさら何だよ!
今知った事じゃないでしょ?」

「そーですね。」
エンジンかけながら答える。

♪〜♪〜♪
「あ、ごめんね。」
って言いながら電話にでた。

「何?」

「何じゃねぇよ!すぐ家来い!」って一方的に電話切られた。

意味わかんないし!
雄太こそ何様なんて感じだし!!


「冬馬〜ゴメン!行き先変更してくれる?場所はTSUTAYAの裏にあるアパート。」

「彼氏から呼び出しか?」
って冗談混じりに言う冬馬に
笑って言い返す。

「あの〜冬馬さん。彼氏いたら
あなた達と遊ばないしバイクにも車にも乗りませんけど?」


「だな。つかお前みたいな女を
好きになるやつっているか?」


「失礼にもほどがあるし!」

「はいはい」

そんな痴話喧嘩してたら
目的地に到着した。

「行ってくる」
って冬馬に言ってアパートの
階段を上る。

"カツカツカツ"
鉄板製だから足音が響く。

バイクが曲がったのを確認して
205って書かれてる部屋に行く。