「ねぇ!冬馬に初めて会った時ビックリした事あるんだ。」 「なんだ?」 「大好きだったあの人と同じ苗字だった」 バイクに乗りながらの会話だから2人で大声で話す。 歩いて見る景色とバイクから見た景色は流れも違うから同じ景色なのに違って見えた。 ずっとこうして冬馬の背中を見てたい。ギュッてしたい。 神様? お願いだから意地悪しないでね?